◇血糖値って何?
それは、血液中に存在するブドウ糖の量のことです。
食物として体内に取り入れられたでんぷんなどの糖質は消化管で分解され、ブドウ糖に変えられて
血液中に吸収されて全身に運ばれ、エネルギー源として利用されます。
血糖値とはこの血液中のブドウ糖の量のことです。血糖値は健康な人の空腹時で
60〜110mg/dlで、どんなに糖質の多い食事を摂っても160mg/dlを超えることはまずありません。
余ったブドウ糖は、膵臓のランゲルハンス島という組織の「β細胞」から分泌される「インスリン」の
働きにより、肝臓でグリコーゲンに変えられエネルギー源として蓄えられます。
グリコーゲンはブドウ糖が不足したときに再びブドウ糖に分解され、供給されるのです。
この糖代謝により、血液中のブドウ糖濃度がほぼ一定に保たれているのです。
インスリンが少なかったり作用が弱いため、血液中にブドウ糖がたまってしまい、
血糖値が通常より高い状態が続く病気が糖尿病です。
◇血糖値って何?
それは、血液中に存在するブドウ糖の量のことです。
食物として体内に取り入れられたでんぷんなどの糖質は消化管で分解され、ブドウ糖に変えられて
血液中に吸収されて全身に運ばれ、エネルギー源として利用されます。
血糖値とはこの血液中のブドウ糖の量のことです。血糖値は健康な人の空腹時で
60〜110mg/dlで、どんなに糖質の多い食事を摂っても160mg/dlを超えることはまずありません。
余ったブドウ糖は、膵臓のランゲルハンス島という組織の「β細胞」から分泌される「インスリン」の
働きにより、肝臓でグリコーゲンに変えられエネルギー源として蓄えられます。
グリコーゲンはブドウ糖が不足したときに再びブドウ糖に分解され、供給されるのです。
この糖代謝により、血液中のブドウ糖濃度がほぼ一定に保たれているのです。
インスリンが少なかったり作用が弱いため、血液中にブドウ糖がたまってしまい、
血糖値が通常より高い状態が続く病気が糖尿病です。
◇高血圧、低血圧の判断基準は?
高血圧治療のガイドラインによると、血圧分類は世界共通とし、
収縮期血圧が140mHg以上、拡張期血圧が90mHg以上を高血圧と判断します。
低血圧に関しては一般に、成人で収縮期血圧が100mHg以下をいいます。
ただし、低血圧でも強い症状がない場合、通常は特別な治療は必要とされていません。
◇健康診断の際にチェックする値は?
コレステロール値と中性脂肪をチェック。
コレステロールも中性脂肪も、脂質のひとつ。正常な血液の中には、常にある程度の脂質が
含まれていて、この量が異常に増えた状態が高脂血症です。一般的には自覚症状がありません。
「症状がないから」「痛くないから」などといって放置しておくと、動脈硬化などの重大な病気に
結びつくこともあるので、定期的な検査で早期発見・早期治療を心がけましょう。
◇一日に必要な栄養って何をどれくらい?
各栄養にはそれぞれ異なった働きがあり、これらを過不足なく毎日摂ることが健康の維持につながります。
そこで、各栄養素の基本的な働きと、成人が1日に摂取すべき量の目安を紹介します。

@ 糖質
おもにエネルギー源となり、残りはグリコーゲンや体脂肪に変換して貯蔵され、
必要なときに血液中に放出される。一日に200〜300グラムを。

A 脂質
肉などの動物性脂肪と、調理用脂などの植物性脂肪がある。
効率のよいエネルギー源となり、摂り過ぎると体脂肪などになって貯蔵される。
一日に大さじ1〜2杯を。

B たんぱく質
肉類、魚介類、卵、大豆、牛乳をはじめ、ほとんどの食品に含まれる。
筋肉や血液、ホルモン免疫細胞などの主要成分となる。
一日に体重1kgあたり1.08グラムを。

C ビタミン・ミネラル
野菜、海藻、果物などに含まれる。多くの種類があり、体内で行われる代謝を調節する。
必要量は微量だが、体内でつくることができないため、不足しないよう注意を。

D 食物繊維・野菜・海藻など。
消化器内で発がん性物質や動脈硬化の危険因子になるコレステロールを吸着・排泄したり、
便秘や糖尿病、胆石症、血圧の上昇などを予防。
一日に20グラムを。
◇栄養剤の上手な活用法は?
各栄養素には一日に必要な所要量が厚労省によって定められていますが、この所要量は欠乏症を予防するための量です。栄養素は食品から摂るのが理想ですが、食事で摂取しきれない量の栄養素を栄養剤で補うことはとても有効です。とくに高齢者や体調が悪くて食欲がない時、病後の回復のために早急な栄養が必要な時などは、栄養剤を利用する事をおすすめします。